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みやび萬紅堂。
かつて小説に似たものが書かれていた所、その残骸。
DATE: 2008/07/25(金)   CATEGORY: 「怪奇蒐話」
「カーブミラー」
夜、家への帰り道にカーブミラーの前を歩いた。
ふとカーブミラーを見上げると自分の後ろに誰か立っていた。

驚いて振り返ってみたが誰もいない。

もう一度カーブミラーを覗いてみると、やはり誰かが後方に立っている。
そしてもう一度振り返ってみたが、やはり誰もいなかった。

カーブミラーに映る自分の後ろの人物は一歩一歩こちらに向かって歩いてくる。
そして自分のすぐ背後までに来た。


いくら振り返っても背後には誰もいない。
けれど、自分の後ろには誰かがいるという妙な確信があった。

すぐ後ろに人がいる気配がする。

カーブミラーの中にいる人物を見てみると、
やはり自分の真後ろに立っている。


そして僕の肩をぽんと叩いた。


<作者のことば>
真夜中の帰り道、カーブミラーを覗くときは充分にご注意ください。
もし怪しい人影を見たら……一目散に逃げ帰ることをお勧めします。

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