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みやび萬紅堂。
かつて小説に似たものが書かれていた所、その残骸。
DATE: 2010/08/13(金)   CATEGORY: 雑記
もしかして:13日の金曜日
先日かなり号泣してしまった。アニメで。
「RAINBOW 二舎六房の七人」というアニメなのだが、俺はこの原作なるマンガも読んでいて、そのせいで最初から感情移入が激しく、毎話必ずどこかで泣くという涙腺異常を起こしている(笑)

で、主人公のひとりであるマリオ(真理雄)を助けるためにバレモト(野本)が検事に訴えるシーンがある(内容を知らない人は何のことかさっぱりだろう)。

このシーンで、泣いた。もう涙がとまらなかった。嗚咽が抑えられなかった。
舞台は戦後の日本である。検事は「私は犯罪を許さない! 貴様らみたいなやつのせいで日本は戦後のままなんだ! 私たちは貴様らみたいなクズのために戦争で血を流したわけではない!」というようなことをバレモトに言う。
それに対してバレモトは「……確かに俺らはクズかもしれない。だけど、好きでこうなったわけじゃない。俺の親父は満州で戦死しました。お袋は俺ら子どもを育てるために人には言えないような苦労をしました。全部、あんたたちが始めた戦争のせいじゃないか!」と悲痛の叫びをあげる。「話くらい聞いてくれてもいいじゃないか!」戦後日本、大人が始めた戦争に多くの子供たちが犠牲になった。彼らは大人以上に、虐げられた。時には人には言えないようなこともしなければ生き延びれない時代だった。年少あがりの人間であるバレモトは、話を聞いてもらうことすらできない。

俺は号泣だった。声に出して泣いた。彼の悲痛な叫びが、痛かった。
俺は戦後の日本を知らない。けれど、想像してみることはできる。過酷な時代を子供たちが生き抜く様を思い巡らす。バレモトの母親は、子供に食べさせるためにたった一升の米のために狒々親爺に抱かれた(ここはアニメでは描かれていないが)。

嗚咽がとまらなかった。「うう、うっ…うぇっうぇっ……ううっ…」人には見せられないほど、恥ずかしいほど泣いた。それは、祖父の葬式の弔辞で、妹が涙で途中からうまく喋れなくなったときより泣いていた。←泣きすぎ(このこと話したら「戦中を経験した人か」と言われました!)

さすがに俺ほど号泣する人間はそうそういないと思うが、マンガでもアニメでもいいから、一度は手にとってもらいたいし、観てもらいたい作品である。

俺はいつか、このような作品を書きたいと思っている。
それは過酷な物語という意味ではなく、人の心に突き刺さるような物語を書いてみたい。

それが俺の目標だ。





※オマケ
(このオマケは会話のみで成り立っております。内容はわかる人にしかわからないのでご注意くださいませ。「13日の金曜日」及びイ・ビョンホン主演のドラマ「アイリス」について若干の知識を持ち合わせている方を主な対象としております。)


13日の金曜日特別オマケ 『湖に近付いてはならない(Friday the 13th)』


韓流好きの奥さん「もうすぐ着くわね」
韓流好きの奥さんその2「そうね~。ここにあのビョン様が!」


「「あら?」」


係員「すみません。今日は田沢湖には近付けないことになってるんです。本当に申し訳ありません」
奥さん「どうして? せっかく来たのよ?」
係員「今日は13日の金曜日ですよ?」
奥さん「13日の金曜日? それが何か?」
係員「MJが来るんです」
奥さん「えっ マイケル・ジャクソン…?」


係員「いいえ、マーダー(殺人者)・ジェイソンです」


奥さん「まーだー・じぇいそん? 誰かしら? 有名な方?」
係員「おそらくボーヒーズ家の方の中では最も有名だと思われますが」
奥さん「ボ、ボーヒーズ…?」
係員「ホッケーマスクを被っていると言えばおわかりになるでしょうか?」
奥さん「ほっけマスク?」 (※ホッケ=アイナメ科の魚)
係員「…生臭そうですね」
奥さん「どうしてそんなものをわざわざ被るのかわからないわね」
係員「いえ、ホッケーマスクはアイスホッケーという競技に使う白いマスクのことでして…」
奥さん「まさか、あなたの持ってるその白いやつって…」


係員「いいえ、ケフィアです」←


???「おーい、どうかしたか~?」
係員「このお客様方が、どうしても湖に行きたいと言ってきかないんですよ」
奥さん「当たり前よ! わざわざ遠くから来たんだから!」
係員「でしても…」
???「やれやれ。イさんの人気も困ったものだ。さすがだな。……申し訳ありませんが、本日は立ち入り規制が行われておりまして、現在入ることができないんです」
奥さん「ちょっとでもいいのよ」
???「ですが、既に定員数をオーバーしている状況でして」
奥さん「定員?」
???「はい。本日は湖付近への立ち入りに人数の制限があるんです。明日以降であれば規制が解除されますので」
奥さん「ところであなたどなた?」
???「あ、申し遅れました。私はここの責任者を務めさせて頂いてる者で」
奥さん「責任者? ならなんとかならないの?」
責任者「ですが、あまりに人数が多過ぎますとさすがに殺す方も大変でして。現状でも明日の朝までに終えられるかどうか…」
奥さん「殺すですって? なんだかぞっとしない話だわね。なんだか怪しいわ。あ
なた本当に責任者なんでしょうね?」
責任者「はい。今回現場を仕切らせてもらいます、13日の金曜日の会のジェイソン・ボーヒーズと申します。こちらが名刺です。この首にさげてる証明書にもちゃんと総責任者との記載が」


~~~


係員「やれやれ。今年は大変ですね」
ジェイソン「本当だよ。さすがに仕事とはいえ、これは気が滅入る」
係員「しかし追い返された人たちもまさか明日以降も当分は湖に近付けないなんて思いもしないでしょうね」
ジェイソン「確かに申し訳ないが、これが仕事だ。韓流だかなんだか知らないが、予想を遥かに超えた、あまりの観光客の急増に地元も対応が追いつかない上に、マナーの悪い客のせいで湖が汚されていく。このままではアイリス・バブルが終わったときに、湖が汚されてしまっていて長期的に見れば利益は決して高くない。これは地元の要望だ。俺が何人か殺せば当分は湖近辺の立ち入りは禁止されるからな。これはアイリスの熱気が少しだけ冷めるまで、地元にとっての苦肉の策だよ」


(了)


以上、13日の金曜日ということで冗談として最初の係員のセリフまでをメールで送ったところ、その後なぜか話が進んでいき、最終的にちょっと面白いオチになったので載せてみました(笑)
少しだけ説明を加えるとイ・ビョンホン主演のドラマ「アイリス」の一部ロケが秋田県にある田沢湖で行われたとして、日本人だけではなく韓国からもファンがロケ地巡りとして観光に訪れているらしいです。
自分も電車の中吊りにあるアイリスの広告に田沢湖が写っているのよく見ますし、同じく車内にはこの機に乗じて観光客を招致しようとアイリス押しな秋田の旅みたいなポスターも見ます。
そういうこともあって、13日の金曜日といえば「湖に近付くな」が合言葉なので(ごく一部)、つまりそういう背景のもとに出来たわけです(笑)

この調子でいけば、そのうち株式会社Friday the 13thのCEO・ジェイソン氏が誕生する日が来るかもしれません(笑)

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