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みやび萬紅堂。
かつて小説に似たものが書かれていた所、その残骸。
DATE: 2009/09/03(木)   CATEGORY: 雑記
朝弱い、寝惚けまなこの、とりとめのない文章。
最近、無性に山に行きたい。
昨日見た、夕空に浮かび上がった山稜のシルエット。その稜線の上方には白い月。

遠くから眺めて楽しむのもそれは素敵で心癒されるのだけれど、たまには近くで感じたい、と思う。
登山など久しくしていない。山の澄んだ空気の中で体を動かすなんて気持ちいいだろうなぁ。

ああ、山に行きたい。

そんなこととは全く関係ないが、昨日から両親は旅行に出ている。
戻るのは明日だが、どこに行ったのかは聞いていない。むしろ旅行の期間すら本来は興味の範疇ではないのだが(黙って行ったとしても気にならないくらいだ)、その間に妹弟の面倒を見なければならないとなると話は別。面倒といっても晩ゴハンさえ作ればいいだけなのだが。
短い期間だし、家族のゴハンを作るのは全く構わない。自分の少ないレパートリーで良いのなら料理をするのは嫌いではない。……ただ複数人分の量ってイマイチわからなかった。
材料をどれだけ買えばいいのかわからず、とりあえず足りないよりはと多めに買ったりした。普段、自分の為に作っている一人前がはたして一般的な量かといえばそうではない気がするし、妹と弟はそれぞれどれだけ食べるのかよくわからない!
しかも慣れない鍋に、慣れないIH。どうして実家の鍋はこんなに重いのか。つーか、IHって勝手がわからん!! こんなフラット過ぎるわ!! どれくらいで鍋が温まるんだ!!

まあ、何が言いたいかっていうと、慣れないことって大変だなぁ、と。

さらに妹は「写メ」撮って友達に送るし。
いやいや、恥ずかしいからやめなさい。そうやって俺の知名度を上げるな。


(ちなみに作ったのは豚キムチ。作り慣れているのもあったが、先日母親の作った豚キムチを食べて、これは自分が作る方が美味しいかもしれない、と思っていた。
そのことは妹に話していてハードルが高くなっていたが、どうにか妹に「こっちの方が美味しい」と言わせることに成功した。そしてささやかな優越感に浸る。)


そんな妹は俺が本を読んでいる間に寝てしまっていて、水の音が聞こえるなぁ、と思ったら湯船からお湯がとめどなく溢れていた。……何やってるんだお前!! 風呂入りたいなら寝るなよ!!
実家の風呂は結構大きいし、お湯を溜めるにも時間がかかるのはわかるけれど、だったらどうしてベッドにいるんだお前は…。

呆れながらもお湯を止め、外に出てみると星空が凄く綺麗で、気分が良いのでそのまま星を見上げながらコンビニへ。
まるでプラネタリウムみたいだなぁ、といつも思うのだけれど、実際はむしろプラネタリウムが星空を模していて事実はまるで逆なのだが、それでもそう思うのは星空があまりにも日常から遠退いてしまっているからかもしれない。秋の訪れとともに冷たく空気が澄んできて、星がよく見える季節になったのだけれど、真夜中でさえ街は真っ暗にはならないから。街灯が寂しげに路上を照らし、常に明かりが近くにあって、星空がよくは見えないことが多い。
それでも道を選べば街灯も何も無く、ひとりで歩くには若干の不安を抱くような道もある。俺はそこから星を見上げる。そうしていていつも思うのは、自分という物凄く小さい存在のこと。

俺は星空を見上げて、あたかも自分がその星々と同様に宇宙空間に浮かんでいることを幻視する。

無数にある星の中に紛れてしまえば、きっと自分という微小な存在は視覚で捕捉出来ない。小さい。ちっぽけだ。
それと同時に、どんなに小さくても存在していることを思う。それ以上もそれ以下もなく、ただ思う。存在理由とか、その価値とかは関係ない。ただ、存在していて、ただ、存在している。
そう思うと何だか気持ちがいい。あってもいいし、なくてもいい。どうでもいい存在。しかしそのベクトルは決してネガティヴではない。ポジティヴでもないかもしれない。良くも悪くもどうでもいい存在だと思う。自分がどう足掻いたって、その程度でしかないのだ。どう頑張っても、あるいはどう悩み苦しんでも、その程度ではしかない、と思う。なんというか、言葉では表しにくい感覚だが、それは「自由」に近い感覚。良い意味で、諦めに近いのかもしれない。――言葉にしようとして近づくような、言葉にするたびに曖昧に遠ざかるような気がする。



とりとめのない文章を書いた。
しかも乱文。駄文。俺は朝が弱く午前中は思考が停止していることが多いせい、ということにしておく(実際、何割かは事実だ。もう何割かは元々大した文章が書けないという事実)。

思考は巡っていない。しかし無性に文章が書きたくなった。
あるいは感じたことのいくらかを文章にしたいと思った。

気分が良い。これから風呂に入るとする。
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