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みやび萬紅堂。
かつて小説に似たものが書かれていた所、その残骸。
DATE: 2008/06/01(日)   CATEGORY: 雑記
萬紅堂の日常。
ここは萬紅堂という架空の店を舞台としたお話の世界。
萬紅堂の店長である匡介(きょうすけ)とたったひとりの従業員である小町(こまち)が織り成す世界である――。


小町「店長――!!」
匡介「そんな大声出して、どうかしたのか?」
小町「どうかしたかじゃないですよ! 先月の開店から色々と忙しいんです!」
匡介「それは大変だなぁ」
小町「大変だなぁ、じゃないですよ! 少しは手伝ってください!」
匡介「手伝うってなにを? そもそも俺だって執筆で忙しいんだ。何のために君がいると思ってる」
小町「執筆って――大したもの書いてないでしょうに!」
匡介「君は雇い主に対して失礼だなぁ。俺も少しはへこむよ?」
小町「いいから手伝ってくださいよ!」
匡介「わかったわかった。手伝うよ」

―時間経過―

小町「フゥー。やっと片付きましたね」
匡介「あのね、店の掃除くらいひとりでやってくれないかな」
小町「この店、無駄に広いんですから。ひとりじゃ大変です」
匡介「無駄に…」
小町「あ、この『ボーイズ・ラン』はどこに仕舞っておきます?」
匡介「あぁ、それはそこの棚に」
小町「わかりました。よいしょ。――それにしても店長、陸上部なんて入ってたんですね」
匡介「あァ 中学時代にね。ただ、不真面目な部員だったけれども」
小町「やっぱタカハシ君の走ってるときの心情なんかも自身経験を基に書いてるんですか?」
匡介「いや、俺は短距離選手だったから。あまり長距離のことはわからないんだよね」
小町「……」
匡介「正直、タカハシの走ってるシーンは想像の域を出ないね」
小町「つまり、テキトー?」
匡介「そうなんでも経験から書いてたら、すぐに書くことなくなっちゃうじゃないか。――さて、コーヒーでも淹れようか」
小町「そうですね、休憩しましょうか。どうせお客も来ないですしね」
匡介(グサリ)



たまに、こういうのも書いていこうと思います。
読んでる側はわかりませんけど、書いてる側はちょっとした息抜きにもなって楽しいんですよ(笑)
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COMMENT

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● 小町さん良いですね
丹桂 | URL | 2008/06/04(水) 22:35 [EDIT]
匡介さん、こんばんは。お邪魔いたします。
このシリーズ、小町さんのファンになりそうです。読んでいる方もとても楽しいです。そういえば「走れタカハシ」というお話があったように思うのですが、随分以前に読んだきりなので思い出せ無いのです。さわやかな読後感想をもった事のみをうっすらと思い出しました。

● >丹桂さん
匡介 | URL | 2008/06/10(火) 20:27 [EDIT]
お返事遅なってしまいました。スミマセン。
あ、小町、いいですか? ありがとうございます。ただキャラとして定まってないので、彼女の今後の展開が予想も出来ません(笑)
「走れタカハシ」ですか? 自分の作品にタカハシって出てくるのは「ボーイズ・ラン」だけですけどね。憶え間違いでしょうか?

コメントありがとうございました。

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